ブックメーカーで遊ぶ際に、「マネーライン」という用語を聞くことがあると思いますが、あまり意味が分からないという初心者の方もいると思います。ここではマネーラインについて詳しく紹介していきます。
マネーラインとは、あるスポーツのイベントにおいて勝者を予想するベーシックな賭け方を指します。英語圏で1×2ベット(ワンバイベット)とも言われています。
勝者を予想するだけのオーソドックスなベットスタイルであり、最も馴染みが深い賭け方です。例えば野球の試合で「巨人vs阪神」が行われている場合に、巨人が勝つ方にベットしたり、阪神が勝つ方にベットしたりすることがマネーラインと呼ばれる賭け方です。
マネーラインは世界中で人気のベットスタイルです。マネーラインで賭けるメリットは多岐に渡ります。
まず、ほとんどのスポーツがマネーラインに対応しているという点。スポーツは基本的に対戦相手がいて、最終的に勝者が決まります。テニス、サッカー、バスケ、卓球、あらゆるスポーツには勝敗が必ずつきものです。そのため、世界中どのブックメーカーでもマネーラインが利用できるのです。
次に、ルールのシンプルさです。仮にスポーツのルールが分からなくても、どっちが勝ちそうかを予想できるだけでマネーラインで遊べます。極端な話では運否天賦でベットしても50%の確率で的中してしまうのです。このシンプルで誰でも手軽に遊べる点はマネーラインならではのメリットです。
また、勝利金の計算が分かりやすいのもマネーラインの素晴らしさです。それぞれの選択肢にオッズと呼ばれる倍率が設定されており、ベットが的中した場合は賭け金にそのオッズを掛け合わせた金額が勝利金として手に入ります。ブックメーカーでよくあるハンディキャップベットだと計算が複雑になりがちですが、マネーラインはやはりそのシンプルさが最大の魅力となっています。
マネーラインのデメリットは、試合をする両者の実力が互角の場合は予想が難しくなってしまう点です。ブックメーカーをただのギャンブルの場でなく、自分のベットスキルを試す場として捉えているプレイヤーの方にはマネーラインの運ゲーよりも、さらに細かいベットオプションに賭けた方がリターンが見込まれる場合もあります。
また、引き分けがあるスポーツだと2択から3択に増えるので的中率は単純に下がります。但し、これは当たった時のオッズが高くなるという側面もあるので、一概にデメリットとは言えないかもしれません。